麦蟹

極寒の地「あばしり」に根ざす蟹漁や水産加工の文化。その地で生まれた特別な麦酒。
アンバーエールと蟹の重厚な香りと絶妙な苦味と蟹の余韻「麦蟹(ばっかい)」。

麦蟹は、蟹漁や加工が文化として根ざす網走で生まれました。 網走では蟹の殻を炙り、お酒に漬け込んで香りを味わう「殻酒」の文化があり、アンバーエールが持つ香ばしい麦の香りと成熟した旨み、蟹の殻の香りと蟹が本来持つ旨味、大地と海のマリアージュをお楽しみいただけるビールです。 低温では、ビールの持つきりりとした喉越しと香ばしい麦と軽快な蟹の香りを。 中温では、アンバーエールのずっしりとした香りと芳醇な蟹の香りを。 食前や食中、また麦酒を主役にして、温度による味わいの変化をお楽しみください。 レモンを添えても豊かな味わいをご堪能いただけます。

広大な大地から受ける”大麦”という恩恵。
ずっしりとした香りとカラメルのようなコクと苦味
その麦の良さにいくつもの乾燥工程を経て、芳醇で香ばしさ香る”蟹の殻”のエキスを丹念に混ぜ合わせます。

製造のこだわり

網走が誇る超特産 ”いばらがに”

食の宝庫として知られる北海道網走市。
その中でも”いばらがに”は世界に誇る網走市の自慢の蟹。極めて希少で価値が年々上がっています。
タラバガニとよく似ていますが甘みが強く、深海に住んでいるため筋繊維の食感が抜群。口の中で旨味がほどけていきます。

1つ1つ手作業で

蟹の殻は非常にデリケートです。手を抜くと臭みが出たり長期間保存も出来ません。塩でもみ込み、1つ1つ丁寧に乾燥や炙りでその個性を出していきます。

豊かな大地からの恵

北海道の壮大な畑に揺れる大麦の穂。初夏の訪れと共に収穫の準備が始まり、大地は黄金色一色になります。

ドイツ産と網走産のモルト

味のバランスがよく、タンパク質の多いドイツ産モルトと網走産モルトを使用し、蟹の風味や香りを最大限引き立てます。

試行錯誤の連続

蟹の香ばしく芳醇な香りや、アンバーエールの持つ重厚で奥深い香りをいかし、他にないビールの味わいや苦味を表現しました。

料理との相性

肉料理との相性

肉料理や焼肉との相性は抜群。飲み始めはキリッとした苦味と喉越しで肉料理を楽しめます。時間の経過と共にフルボディーのような重厚な味わいに変化し、赤身肉などとの相性がより増していきます。

魚介料理との相性

焼き魚や白身・貝類の刺身、蟹などとの相性がとてもよく、魚介同士のマリアージュとして一層深みをもたらしてくれます。日本酒と同じように少しづつ口に含み、贅沢に魚介との相性を確かめてみて下さい。

麦蟹の特徴

ゆっくりと、少しずつ、味わいの変化を感じながら

麦蟹は従来のビールとは少し異なり、ゆっくりと時間をかけて、重厚な味わいや香り、変化を楽しんでいただくビールです。
料理とのマリアージュはもちろん、ビールのみでも楽しめます。
蟹と柑橘系の相性はとても良く、麦蟹も同様です。お好みでレモンなどの柑橘系を合わせるとキリッとしまった味わいに変化します。

他では味わえない特別なビール。
ぜひ、ご賞味ください。